
総合格闘家の平本蓮が4日、自身のYouTubeチャンネルを更新。
5月4日に東京ドームで開催予定だった「THE MATCH2」のメインカード、「平本蓮 vs. 朝倉未来」の“消滅”と、今後の展望などについて語った。平本は2月21日に「選手生命に関わる」ケガで肩の手術を行い、現在は療養中だという。
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■上半身は「8月くらいまで動かせない」
平本は肩のケガについては、「選手生命に関わるケガだった」と明かし、今年の2月7日に現役引退を表明した元UFCバンタム級王者のドミニク・クルーズの例を挙げ、「ここでしっかり治さないと同じことになってしまうので、しっかり治そうと思います」と治療に専念することを誓った。
ケガは2024年9月からしていたというが「こんなに重症になっているとは思わなかった」と放置していたことで悪化してしまった模様。
手術は全身麻酔で行い、手術前には「肩の靱帯をとって、骨が削れちゃってるので……(そこを丸くする)。怖って感じ」と不安も吐露していた。
また手術の影響で「(上半身は)8月くらいまで動かせない」とし、下半身や有酸素系のトレーニングも、術後1カ月は厳しいと医療関係者から指導があった。
■朝倉未来戦“消滅”も「いつもより悲しみは少ない」
今回中止となってしまった朝倉未来戦については「東京ドームで試合したかったですけど。これも運命なのかな」とした一方で、「ファンの人たちは『この試合はやらなくていい』と言っている人たちが多かったから、いつもより悲しみは少ない」とも語り、「朝倉未来は朝倉未来で頑張って、俺は俺で頑張っていこうかな」と再戦は延期ではなく“消滅”する可能性をほのめかせた。
今後については、「やっぱり外国勢と試合していきたいね……早く復帰して試合がしたい」と意欲的で、「今年には復活します」と復帰時期についても言及した。
手術により筋肉が落ちてしまうことを懸念していた平本だが、手術後のトレーニングで年内に試合ができるほどのコンディションに戻すことができるか。
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