
デーブ・ロバーツ監督は2016年からドジャースを率いており、同年には就任1年目で最優秀監督を受賞。その後も20年、24年にそれぞれワールドチャンピオンに導くなど、常勝軍団をまとめあげてきた。
そんな指揮官に対してドジャースも高い評価を与えており、契約延長に向けて近づいていると現地メディアが報じている。
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■MLB史上初の“日本出身監督”
ロバーツ監督は沖縄県那覇市生まれの52歳で、2015年にシーズン途中にパドレスの代理監督に就任し、日本出身者では初のMLB監督に。翌年からドジャースを率い、21年以外の8シーズンでリーグ制覇。2度の世界一に導くなど名将としてのキャリアを築いてきた。
ドジャースの現地メディア『ドジャース・ネーション』は、「ドジャースのデーブ・ロバーツが記録破りの契約更新へ前進」と題した記事を掲載。米紙『ニューヨーク・ポスト』のジョエル・シャーマン記者の報道を引用する形でロバーツ監督の契約延長の可能性を伝えている。
記事によるとドジャースは18日から日本での開幕シリーズを迎える前にロバーツ監督と新契約を結ぶ見込み。2023年に5年総額4000万ドル(約61億円)でカブスと契約を結んだクレイグ・カウンセル監督を上回るものになると予想されている。
記事内ではアンドリュー・フリードマン編成本部長の「今後も話し合いは続けるし、何か発表できることがあれば必ずそうなる」という前向きのコメントや、ロバーツ監督が「ここにいることを躊躇ったことはない。実現することを確信している」と契約延長を望んでいることが伝えられており、相思相愛の関係で契約に近づくと見通しが立てられている。
2年連続世界一を狙うシーズンに挑むなか、ロバーツ監督が開幕前に記録的な契約を結び、今後もドジャースを率いることになるのか。
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