
今月18日、東京ドームで今季の開幕戦を迎えるカブス。対戦相手のドジャースや日本選手が話題の中心となりそうだが、カブスの22歳ピート・クロウ=アームストロング外野手のパフォーマンスにも注目してほしい。
メジャーでもエリートクラスの俊足に、華麗な中堅手守備。愛称「PCA」のダイナミックなプレーは見逃せないだろう。
◆【実際の動画】「カオスだ!」あまりにも速い走塁に実況驚愕!カブス22歳PCAが投手の暴投で二塁から一挙生還
■昨季ドジャース戦で美技連発
「PCA」は23年にメジャー初昇格を果たし、昨季は抜群の走力を武器に中堅手のレギュラーに定着。123試合に出場し、打率.237、10本塁打、47打点、27盗塁。オールスター以降では7本塁打を放ち、打撃でもメジャーレベルに適応を見せている。
6日(日本時間7日)のオープン戦には、鈴木誠也外野手とともに「7番中堅」で先発出場。5回の打席に中前打で出塁、二塁へ進むと投手の暴投の隙を突いて瞬く間に本塁へと生還した。あまりの俊足にMLB公式Xも驚愕、「ピート・クロウ=アームストロングは、地球上でもっとも速い人間かもしれない」と称賛した。
MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』によると、PCAの走力指標「スプリントスピード」は、30.0フィート/秒で昨季は全選手3位タイ。ボビー・ウィットJr.内野手(ロイヤルズ)とヨハン・ロハス外野手(フィリーズ)に次ぐ俊足で、その差もごくわずか。“怪物”エリー・デラクルーズ内野手と並んでいる。昨季9月のドジャース戦では、大谷翔平投手らが放った大飛球を次々とスーパーキャッチ。圧倒的な身体能力に度肝を抜かれたファンも多いだろう。日本開幕戦でもチェックしておきたいスター候補だ。
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◆日本開幕戦はドジャースだけじゃない、カブスの新星「PCA」にも要注目 美技連発の“超俊足”背番号4は必見
◆「守備指標」からみるカブス鈴木誠也の現在地 新加入タッカーとの比較で浮かぶ課題とは?
Pete Crow-Armstrong may be the fastest human on earth 🏃♂️ pic.twitter.com/gf28OXBdAE
— MLB (@MLB) March 7, 2025