【MLB】史上最多本塁打のボンズ氏、大谷翔平のバットフリップをチクリ 「完璧な選手」と認めつつ……「以前と野球が変わった」と指摘 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】史上最多本塁打のボンズ氏、大谷翔平のバットフリップをチクリ 「完璧な選手」と認めつつ……「以前と野球が変わった」と指摘

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【MLB】史上最多本塁打のボンズ氏、大谷翔平のバットフリップをチクリ 「完璧な選手」と認めつつ……「以前と野球が変わった」と指摘
【MLB】史上最多本塁打のボンズ氏、大谷翔平のバットフリップをチクリ 「完璧な選手」と認めつつ……「以前と野球が変わった」と指摘 全 1 枚 拡大写真

史上最多762本塁打を放ったバリー・ボンズ氏が、米ポッドキャスト番組『All the Smoke』に出演し、ドジャース大谷翔平投手に言及。二刀流として打ち立てた数々の偉業について、「野球が変わったからできたこと」と独自の見解を述べた。

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■「投球も打撃も傑出」疑いの余地なし

ボンズ氏は大谷について「投球も打撃も傑出している。走塁も含めて、彼はまさに完璧な選手だ。そこに疑いの余地はない。これまでのキャリアで成し遂げてきたことも素晴らしい」と称賛。

ただ、数々の偉業を打ち立てることができた理由について、ボンズ氏は「現在の野球が、以前と比べて大きく変わったからだ」と主張した。

「すっかり変わってしまった。私がプレーしていた頃とは違うゲームになっている。マイケル・ジョーダンがバスケットについて語るのと同じようなものだ。我々の時代ならオオタニが本塁打を2本打つ前に、(投手が)頭部付近を通過するボールを一度も投げないなんてことはなかった。盗塁を2回成功させるなんてこともありえない。誰かが彼の膝を潰してでもスピードを落とそうとしただろう。誰が相手でも関係ない。昔の野球は今とは違うんだ」とし、“マイルド”になった現在は記録が出やすいと説明した。

以前は本塁打を放った後の派手なパフォーマンスは、投手に対して敬意を欠く行為としてご法度。もし、その慣習を破った場合、チームメートも含めて報復死球を受けるのは覚悟すべきことだった。

■報復死球を恐れず打席に立てる

しかし、現在の野球界では喜怒哀楽を思い切り表現することはタブーでなくなり、大谷も報復を心配する必要なく打席に立てる。ボンズ氏は「(打席では)危険なボールから身を守ることを考えながら対応した。でも、今の選手たちはひたすら打つことに集中できる」と比較した。

「本塁打を打ち、バットを空中に放り投げ、ベースを回ってタコスを食べに行き、戻ってきたらリムジンで送迎してもらう。我々の時代には許されなかったような派手なパフォーマンスを今の選手たちはできる」と冗談交じりに指摘。そして「もし、私がそんなことをしたら、(頭にぶつけられて)星を見ることになったし、病院送りだ。その日はもうプレーできなかっただろうな」と大谷のバットフリップもチクリ。改めて野球が変わったことを強調した。

史上最多本塁打を放ちながら、ボンズ氏はステロイド使用が影響し、殿堂入りはかなっていない。以前と現在の違いは、そこにもあるが……。

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