
ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手が6日(日本時間7日)、チームとの契約延長交渉の内幕を明かした。『ESPN』のジェフ・パッサン記者の記事によると、ゲレーロJr.側が提示した最新オファーは、フアン・ソト外野手(メッツ)の15年7億6500万ドル(約1147億円)よりも大幅に低い金額だったようだ。
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■歩み寄りを見せるも、延長交渉は実らず
『ESPN』は同日、「ゲレーロ・ジュニア、ブルージェイズとの交渉で最終オファーは6億ドル以下と発言」と題した記事を掲載。15年契約を希望するも、合意には至らなかったと報じた。
ゲレーロJr.は「ソトよりずっと少ないよ、何百万ドルも少ない。1億ドル以上少ないって話だ。ソトの契約と同じ年数だったけれど、6億ドルには届かなかった。僕らが最後にカウンターオファーとして提示した数字も6億ドルに達しなかった」と明かしたそう。 さらには「給与の要求を少し下げたけれど、年数も減らしたんだ。14年を希望している。14年、15年、可能なら20年でもいいけれど、納得できる形でやりたい」と、歩み寄る姿勢も見せたとのこと。
ゲレーロJr.とブルージェイズは、スプリングトレーニング開始を期限に契約延長交渉を続けていたが合意に至らず。現在25歳の主砲は「仕事のやり方を変えるつもりはない。働き続けなきゃ」とプレーに集中すると強調した。
昨季は159試合に出場し、ア・リーグ2位の打率.323、30本塁打、103打点、OPS.940をマーク。オールスター以降は絶好調で、両リーグトップの打率376、同2位のOPS1.128を記録するなど抜群の存在感を見せた。今季オフにFAとなれば、複数球団での争奪戦が展開されると見られる。
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