
マリナーズの藤浪晋太郎投手は7日(日本時間8日)、ドジャースとのオープン戦に5番点で登板。死球と四球で走者を背負ったものの、粘りの投球で1回無安打無失点1奪三振に抑えた。ここでは、MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』で全22球の球種割合を振り返る。
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■『Baseball Savant』の公式データ詳細

藤浪晋太郎、全22球の投球割合【3月8日】 MLB公式『Baseball Savant』より引用 作成:SPREAD編集部
この日の藤浪は、全22球のうちシンカーが11球、スライダー10球、フォーシーム1球の内訳。今季から新たに取り組んでいる新球のシンカーは、最速97.1マイル(約156.2キロ)をマーク。2死から四死球で一、二塁のピンチを背負ったが、スライダーが左打者の外角ギリギリに決まるなど要所で粘りを見せた。前回登板は、フォーシームとスプリットにカットボールで好投。この日は、新たな球種を中心に無失点と結果を残した。
全投球のうちストライクは8球、ボールが14球だった。
現在マリナーズのブルペンは、トミー・ジョン手術から復帰のマット・ブラッシュと、昨季8登板に終わったグレゴリー・サントス、2人の「故障組」が戦列に戻るまで空席がある。藤浪は開幕メジャーを掴み取れるか。
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