【RIZIN.50】鈴木千裕と「日本のベルトを守りたい」、シェイドゥラエフ戦を控えた王者クレベルが本音「もし自分で守れなかったら……」

総合格闘家の鈴木千裕がYouTube「ABEMA格闘チャンネル」に出演。

3月30日に香川県で開催される総合格闘技イベント「RIZIN.50」でカルシャガ・ダウトベックとの対戦が控えるなか、昨年の大晦日大会で対戦した現同級王者クレベル・コイケのジムでボンサイ柔術の稽古をする様子や対談映像の一部が公開された。

■「次に守って欲しいのは千裕」とグーパンチ

昨年の大晦日大会でフェザー級のベルトをかけた死闘を繰り広げた鈴木とクレベル。

惜しくも判定負けを喫して王座陥落となった鈴木は試合後のインタビューで「（クレベルのもとへ）練習をしに行く」と発言し話題となっていた。

対談のなかで、クレベルは5月4日開催の『RIZIN男祭り』のメインイベントでのタイトル戦が決定したラジャブアリ・シェイドゥラエフ（キルギス）についても言及。「日本のベルトを守りたい」とし「もし自分で守れなかったら、次に守って欲しいのは千裕。ここはホンモノだから」と笑顔でグーパンチを交わした。

さらに本映像では、鈴木が参加したクレベルのボンサイ柔術の稽古に密着。稽古を体験した鈴木は、「試合の5倍強い。考えてない。体が自動的にオートで動いているんで全然追いつけない」とコメント。

そんな鈴木に対し、クレベルは「柔術の動きはMMAとちょっと違う。彼（鈴木）は、寝技は上手だけどでも柔術は道着があってすぐ滑らない。それが多分彼にはちょっと難しい」と分析した。

「RIZIN.50」では、鈴木が王座返り咲きを目指して新年一発目のリングに上がる。クレベルのジムで武者修行を行った鈴木が、今年最初の大会でどのような戦いを見せてくれるのか、期待が寄せられている。

さらに、同大会ではバンタム級屈指のスピードと技術を誇る王者・井上直樹と、昨年の大晦日大会で“超新星”秋元強真を下し、ベルト挑戦への切符を掴んだ元谷友貴によるバンタム級タイトルマッチを開催。

ほかにも、ルイス・グスタボと野村駿太の対決や、貴賢神から豪快なKO勝利を飾った“進撃の大巨人”エドポロキングと元DEEPメガトン級暫定王者の酒井リョウの一戦など、2025年の始まりにふさわしい全17試合が目白押し。

大会の様子は「ABEMA PPV（アベマペイパービュー）」にて全試合生中継される。