ドジャースで“キケ”の愛称で親しまれるエンリケ・ヘルナンデス内野手は19日、東京ドームでのカブスとの開幕シリーズ「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」第2戦に「6番一塁」で先発出場。4回表の第2打席に今季1号2ランを放った。
東京ドームを沸かせたE・ヘルナンデスは試合後のインタビューで、「今夜は結果を残せてよかった」と安堵の表情を見せ、日本遠征については「とても楽しかった。僕も妻も娘も日本が大好きになった」と笑顔で語った。
◆【実際の映像】“お祭り男”キケ・ヘルナンデスが「さすが」の一発！！ 左翼席上段への超特大1号2ランに東京ドームが激震
■「娘は人生で初めて雪を見ることができた」
ドジャースが3－1でリードの4回表。1死二塁の場面で迎えた第2打席、E・ヘルナンデスのバットから特大の一発が飛び出した。
日本でも人気を誇るE・ヘルナンデスの1号に東京ドームは大盛り上がり。“お祭り男”の名に相応しい活躍で佐々木のメジャーデビュー戦を援護した。
E・ヘルナンデスは試合後に米放送局『MLB Network』のインタビューで「昨晩は何もできなかったので、今夜は結果を残せてよかった」と安心した様子を見せ、日本遠征については「素晴らしかった。これは素晴らしい経験だ。野球だけでなく、フィールド外の東京も少し見ることができて、とても楽しかった。僕も妻も娘も日本が大好きになったよ」と笑顔で語った。
そして、「娘は今朝、人生で初めて雪を見ることができたんだ」と4歳の愛娘ペネロペちゃんにも言及。「いい思い出になったと思う」と家族思いのコメントも残した。
■ド軍同僚との交流でも「絆が深まった」
日本遠征の期間中、キケの妻・マリアナさんがインスタグラムのストーリーには日本を満喫する様子を数多く投稿。ペネロペちゃんが「ちいかわ」のフェイスパックをつけた様子や、ちいかわのグッズを大量に買い込んだ写真、オフの日にはキケと3人で原宿を訪れ小動物と触れ合う様子のほか、ディズニーシーを満喫する写真と動画もアップしていた。
プライベートも充実している一方で、キケは記者会見で日本選手3人が主催したディナー会についても言及。「料理が素晴らしかった。日本に来てから食べた食事の中で一番おいしかったと思う」と語り、「チームとしての絆が深まった」「間違いなく素晴らしい経験だった」とドジャースのチームメートらとの交流も深めることができたとしている。
ドジャースは「MVPトリオ」のムーキー・ベッツ内野手、フレディー・フリーマン内野手が欠場した状態でも開幕2連勝と、最高のスタートダッシュを切った。日本遠征でチームワークを高めたナインたちの活躍に今後も注目したい。
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Kiké Hernández CRUSHES this pitch! #TokyoSeries pic.twitter.com/XWfcSKh02Y
— MLB (@MLB) March 19, 2025
