
総合格闘家の青木真也は23日に開催された「ONE172:武尊vs.ロッタン」で41歳の“戦友”エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)と対戦。1ラウンド53秒で一本勝ちした。
両者はタイトル戦を含めて10年間で4度目の対戦で、青木の3勝1敗となった。青木は24日に自身のXを更新。次戦は「ギャラ次第」だとポストした。
◆「ONE172」で世界王座奪取の若松佑弥が39位に急浮上 井上直樹は32位、元谷友貴は71位|世界バンタム級ランキング(2025年3月24日時点)
■青木真也「ONEを辞めるのか、選手を辞めるのか……」
青木は長年のライバル・フォラヤンと対戦。開始わずか53秒で劇的な一本勝ちを収めた。
総合格闘技のランキングシステムポータルサイト「Fight Matrix」はこの試合結果を反映し、青木は※世界ウェルター級ランキングで70位から65位に5つランクアップした(※格闘技団体「ONE」は各階級の規定体重がNSAC基準よりも1階級上に設定している)。
衝撃的な一本勝ちに会場は大いに盛り上がったが、ボーナスはなし。試合後のインタビューでは「なんでボーナスが出ないんだと。忖度あるだろ。要らないけど、ないのはおかしいだろ」と青木節を炸裂させた。
また、青木は試合後のマイクでも引退を示唆。今回のフォラヤン戦が実質“MMA引退試合”と見られていたが、進退については「チャトリ(CEO)は僕が辞める道をつくれるのか。つくれるならONEで辞めてやるよ。つくれないんだったらONEでは辞めないよって」とし、「ONEを辞めるのか、選手を辞めるのか。ちゃんと考えたい」と語った。
試合の翌日24日には、自身のXにてファンのポストを引用。「レジェンド・青木真也のMMAを見るのはこれが最後でしょうか?」という問いに対して「ギャラ次第(ケンドーカシン)」と回答した。
これに対し、格闘技ファンからは「RIZINで見たい!」「RIZINで朝倉未来vs.青木真也やるなら今だよ」「こっち(ホベルト・サトシ・ソウザvs.青木真也)が観てみたい自分もいる!」「男祭り参戦も全然ありえるねこれは!」などの声が上がっている。
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