
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は24日(日本時間25日)、体調不良が続いているムーキー・ベッツ内野手について言及。かなりの回復傾向にあり、本拠地開幕戦に間に合う可能性が出てきたと明かした。
ベッツは東京ドームでの開幕シリーズのため来日していたが、体調不良により欠場。固形物を口にするとおう吐を繰り返すなど、体重がキャンプイン時の175ポンド(約79キロ)から150ポンド(約68キロ)まで激減していた。地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』電子版は、非公式の情報としてノロウイルスが原因であったと報じている。
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■フリーマンも状態を楽観視
『ロサンゼルス・タイムズ』は24日(同25日)、「ムーキー・ベッツ、胃腸炎で『峠を越えた』兆し、ドジャースの本拠地開幕戦でプレー可能か」と題した記事を公開。体調不良で欠場が続いているベッツの続報を伝えた。
記事によると、ロバーツ監督はベッツについて「グラウンドでの練習を再開し、食事も十分に取れて症状が改善傾向にあるため実戦復帰への目途が立った」と明かしたそう。27日(同28日)の本拠地開幕戦には「出場できると思う」との見解を示している。同記事は「状況を公に話す権限のない複数の関係者は、ノロウイルスと考えている」と、体調不良の原因に関しても報じていた。
また、この日は左肋骨の違和感で東京シリーズを欠場したフレディ・フリーマン内野手が2試合連続でエンゼルス戦に出場。違和感は、昨季10月の骨折部位が治癒した際の結合組織が崩れた結果によるもので、フリーマンは「(現地)木曜日までには気にならなくなるといいね」と語ったとのこと。大谷翔平投手との「MVPトリオ」早期復活が現実味を帯びてきた。
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