
MLB公式サイトは25日(日本時間26日)、「開幕を控えた各チームの未知数」と題した記事を掲載。担当記者たちの見解を掲載した。
球団史上初の世界一連覇を目指すドジャースからは、今季新加入の佐々木朗希投手を選出。「初のメジャーリーグでのシーズンで何をもたらすか」とし、その可能性を取り上げた。
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■担当記者「発展途上の投手」
同記事では、今季各球団が抱える未知の戦力をピックアップ。ドジャースは担当のソニア・チェン記者の見解を引用。東京シリーズ第2戦で初登板を果たした佐々木に注目した。
チェン記者は佐々木について、「大きな期待が寄せられているが、実際のところ、彼がドジャースにもたらすものは誰も正確には分からない」と私見を述べた。「カクタスリーグ(オープン戦)での2試合では圧倒的な投球を見せ、MLBデビューのカブス戦では5四球を含む3回1失点を記録した。シーズン頭から素晴らしい活躍を見せる可能性もあるし、適応するのに時間がかかるかもしれない。才能は間違いなくあるが、彼自身が認めるように発展途上の投手だ」と記し、評価を下すには時期尚早であるとした。
鳴り物入りでのドジャース入団が大きな話題を呼んだ佐々木だが、あくまでも安価なマイナー契約からのスタート。大谷翔平投手や山本由伸投手のような、莫大な年俸に見合う活躍は求められていないのが現状だ。まずは怪我なく、順調なキャリアを歩み出せれば合格点のシーズンだろう。
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