
米国での開幕戦が27日(日本時間28日)に行われ、ドジャースは5-4でタイガースを撃破。「1番DH」に入った大谷翔平投手も2号ソロを放ち、ドジャースタジアムに詰め掛けた5万3595人のファンを熱狂させた。
試合に先立ち、ドジャースと同じロサンゼルスを本拠地とするNBAクリッパーズが公式Xを更新。「開幕おめでとうございます、今シーズンも頑張ってください@Dodgers!」とメッセージを贈ったが、同様の文面をなぜかパドレスに向けても発信。ドジャースファンを困惑させる事態となった。
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■同じナ・リーグ西地区に所属
米国での開幕戦に合わせ、NFLラムズ、MLSロサンゼルスFC、NBAクリッパーズなどロサンゼルスに本拠地を置く他競技のプロスポーツ団体が、相次いでドジャースに応援メッセージを贈った。
そんな中、ファンからひんしゅくを買ってしまったのが、クリッパーズ。公式Xでドジャースとエンゼルスそれぞれに対して、「開幕おめでとうございます、今シーズンも頑張ってください@Dodgers!(@Angels!)」というメッセージをアップした。
ロサンゼルスのチームということで、エンゼルスにもエールを贈るのは理解できるとしても、サンディエゴを本拠地とするパドレスに対しても「今シーズンも頑張ってください@Padres!」と投稿したため、物議を醸すことになった。
ドジャースとパドレスは同じナ・リーグ西地区に所属。強烈なライバル関係にあり、両者は昨季ナ・リーグ地区シリーズでも激突。レギュラーシーズンだけでなく、ポストシーズンでもしのぎを削っている。
■「ロスから出て行け」の声も
そのため、ドジャースファンはクリッパーズに対して怒り心頭。「ロサンゼルスから出て行け」「奇妙なツイートだな。クリッパーズが昔サンディエゴを本拠地にしていたのは知っているけど、それにしてもさ……」「クリッパーズが本当のロサンゼルスのチームじゃないという証拠」など辛辣な声がSNS上にあふれた。
さらに、米メディア『Dodgers way』も「一番ひどいのは、ドジャースの宿敵にそんなメッセージを送ったことだ」と指摘した。
ファンからのコメントにもあったように、クリッパーズは以前、サンディエゴを本拠地としていた(1978年~1984年)。現在もGリーグ(下部組織)のチームはサンディエゴにある。そういった関係性からパドレスも激励したものと思われるが、結果的にロサンゼルスのスポーツファンの神経を逆なですることになってしまった。
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