
球団史上初の世界一連覇を目指すドジャースは3月31日(日本時間1日)、ブレーブスとの試合に6-1で勝利。開幕から無傷の6連勝を飾った。先発のタイラー・グラスノー投手が5回2安打無失点の好投、打線が2本のアーチを含む9安打6得点。序盤から主導権を握り、終始安定した試合運びを見せた。
これでドジャースは、44年ぶりの開幕6連勝で球団記録タイに。ヤンキースが持つ、あるメジャー記録にもあと1勝と迫った。
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■前年の世界一球団が持つ最多連勝記録
試合は序盤から終始ドジャースペースだった。初回にテオスカー・ヘルナンデス外野手の今季2号2ランで先制すると、3回裏にはマイケル・コンフォート外野手の2点適時打とトミー・エドマン内野手の犠飛で追加点。その後も効果的に得点を重ね、6-1で逃げ切った。
今季初先発のグラスノーは、5回79球2安打3四球無失点8奪三振の好投。4番手のタナー・スコット投手が一発を浴びたものの、5人の継投で強力ブレーブス打線を1失点に封じ込めた。
これでドジャースは、東京での開幕戦から無傷の6連勝。1981年以来となるドジャースの球団タイ記録となった。また、米放送局『ESPN』のアルデン・ゴンザレス記者によると、「前年のチャンピオンが開幕7連勝」を果たせば、1933年のヤンキースが持つメジャー記録にも並ぶという。
この日は、フレディ・フリーマン内野手が浴室で右足首を負傷。スタメンから外れるアクシデントに見舞われたが、豊富な選手層でカバーし危なげなく勝利。少々の欠場者では揺るがない、安定した戦いぶりを見せている。世界一球団の中でも、際立つ強さを維持し続けるドジャース。今季もこのまま独走状態に入っていくのだろうか。
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