
ヤンキースの主力選手が使用し、本塁打を量産していることで注目が集まっている「トルピード(魚雷)バット」。球界内で関心が高まっているが、ドジャースの複数選手もこのバットを取り寄せ、テストを始めるという。ペナントレースの行方にも大きな影響を与えそうな雲行きとなってきた。
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■「とりあえずテストをする段階」
ヤンキースはブルワーズとの開幕カード3試合で、本塁打を計15本放った。量産の一因として挙げられているのが、今季から一部選手が本格的に使い始めた「トルピード(魚雷)バット」。
従来のモデルとは異なり、バットの「芯(スイートスポット)」と称される部分がグリップ側に近くなっている。そして、「芯」から先、バットのヘッド部分にかけてまた細くなっており、ボウリングのピンに似た形状となっている。
猛威を振るっている「トルピード」だが、現時点ではドジャースで使用している選手は、大谷翔平投手を含めていない。しかし、米放送局『スポーツネットLA』のリポーター、キルステン・ワトソンさんは「現在ドジャースの選手たちはそのバットを使っていませんし、実際に手に取ってもいません。ただ、マックス・マンシー内野手を含む3人の選手が、すでにそのバットを注文しています。とりあえず、テストをする段階です」と伝えた。早ければ、1日(日本時間2日)にもクラブハウスに新型バットが届くという。
■「これほど極端な変化は初めて」
さらに、同局で実況を担当するジョー・デイビス氏も、ロバート・バンスコヨック打撃コーチから聞いた話として「すでに多くの選手が注文しており、彼は選手数名が新しいバットを試すと予想していた」とワトソンさんのリポートを補足した。
名前の挙がったマンシーは、地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』の取材に対して「単純にワクワクするよ。これまでも100種類くらいのモデルがあり、色んな形があった。でも、今回のようにこれほど極端な変化はなかった」と振り返った。
その上で「私はバットの先端寄りでボールを打つ傾向があるから、(トルピード型のデザインは)自分にとっては不利かも」と明かしつつ、「この新たなバット開発は野球界にとってエキサイティングなこと」とし、技術革新に期待を寄せた。
マンシーが話したように、球を捉えるベストポイントは選手それぞれ異なる。もっとも密度の高い「芯」をどこまでグリップ寄りにするのか、それは個人の好みとなるため、採用するとしても試行錯誤が必要となりそうだ。
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