
総合格闘家の堀口恭司は3月30日、「RIZIN.50」のリング上で「日本人初のベルトを巻く」と約8年4カ月ぶりのUFC参戦を発表した。
これを受けて、昨年9月に現役を引退した元総合格闘家で初代UFC世界フライ級王者のデメトリアス・ジョンソン(米国)が堀口のUFC復帰に言及。現王者アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)とのタイトルマッチについても語った。
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■初代王者はパントージャ勝利を予想
ジョンソンは2015年にUFCフライ級タイトルマッチで当時24歳だった堀口と対戦。5ラウンドで一本勝ちを収め、ベルトの防衛に成功した。
そんなジョンソンは1日に公開されたYouTubeチャンネル『サブミッション・ラジオ』で堀口のUFC復帰について言及。「私は彼のファンなので彼の活躍は追っているよ」とし、UFC離脱後に朝倉海やセルジオ・ペティス(米国)と対戦し、初戦は破れたものの、リマッチで雪辱を果たしてきたアップダウンのある経歴などを紹介した。
その上で、堀口のUFC参戦については「彼がなぜ今戻ってくるのかはとても興味深い」とし、堀口が年齢を重ねたことでキャリアへの負担も大きく、現王者パントージャとの対戦も簡単にはいかないだろうと懸念も見せた。
堀口とパントージャの同門対決については「パントージャが勝つだろう。パントージャは顎が強く、グラップリングも素晴らしい。グラウンドに持ち込めば組めるだろう」と予想。「パントージャは私が見る限りUFCでのキャリアを通じて一度もダウン(KO、一本負け)したことがなく、これまでに大きな怪我がない」と2021年から負けなし7連勝中の“絶対王者”が勝つと見た。
■「ホリグチvs.モレノは素晴らしい試合になる」
また、「(パントージャと)ブランドン・モレノとの試合は素晴らしかった」とし、「キョウジ・ホリグチvs.ブランドン・モレノは素晴らしい試合になるだろう」とフライ級2位ブランドン・モレノ(メキシコ)との試合の実現を期待した。
堀口は2013年にUFCデビュー。UFCでの戦績は、8戦7勝(2KO)1敗で、2015年にフライ級3位となり、タイトル戦も経験。2016年にはUFCとの契約を更新せず、RIZINと契約を結んだ。
当時王者のジョンソンに黒星を喫した以外はUFCでも全勝していた堀口。ジョンソン自身も「キョウジ・ホリグチのような選手がUFCを去るのはとても興味深かった。彼は5、6連勝していたと思う」とも語っており、堀口の活躍は当時の王者から見ても印象的だったようだ。
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