
開幕8連勝をマークし、ロケットスタートを切ったドジャース。ワールドシリーズ連覇へ向けて意気揚々と船出する中、チームの懸念材料となっているのが、佐々木朗希投手の投球内容。ここまで2試合の登板(計4回2/3)で、9四球と制球難を露呈。防御率は5.79となっており、周囲からマイナーでの調整を求める声も出始めている。そんな中、米メディア『FANSIDED』は3日(日本時間4日)、「ササキがブレイクするのは時間の問題」とし、擁護した。
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■「マイナー行き」を求める声も
佐々木は開幕カードとなった東京シリーズ・カブス戦でメジャーデビュー。この試合では、3回1安打1失点5四球でマウンド降りた。そして、ドジャースタジアムでのタイガース戦で2度目の先発に臨んだが、1回2/3を投げて3安打2失点4四球で降板。ここまでの2戦はいずれも制球難に陥り、早いイニングで降板している。
計5イニング未満で9四球、防御率5.79は完全に期待外れ。そのため、「マイナーで経験を積ませるべき」「先発ではなくブルペン待機で」など辛辣な声が拡大している。
しかし、これに異を唱えたのは米メディア『FANSIDED』。3日(日本時間4日)に「佐々木朗希への過剰反応は、ただの“序盤の不安定さ”に対する大騒ぎに過ぎない」と題して、記事を公開。「今季ここまで5イニング未満で9つの四球を与えているが、彼が本領を発揮するのは時間の問題だ」と訴えた。
特に同メディアは、結論を出すのは早過ぎると強調。「タイガース戦のようなことが頻繁に繰り返されるなら批判も分かるが、まだ2試合に登板しただけ。他のほとんどの投手なら、良くない日の記録として残されるだけだろう」と指摘。佐々木に対する風当たりが、やけに強過ぎると擁護した。
■「弱い当たりに抑えている」
また、日本では制球に苦しむことがほとんどなかったため、米国でも慣れてくれば四球は減っていくと予測。さらに、2試合を通じて佐々木らしい光明もあったと言及。
「ここまで4安打を許しているが、いずれも長打はなく、ボテボテの内野安打も含まれている。被打球の平均速度は81.5マイル(約131キロ)で、ほぼ弱い当たりに抑えている」とし、サンプルは少ないものの押し込む投球はできていると分析した。
その上で「もちろん制球の不安は依然としてあるが、今の段階で慌てるのは早い。ササキには爆発的なポテンシャルがあり、それが発揮されるのは時間の問題だろう」と結んだ。
次回登板は5日(同6日)のフィリーズ戦が予定されている。強豪相手に少しでも改善した姿を見せられるか。不安視する声を吹き飛ばすためにも奮起が期待される。
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