
6日(日本時間7日)、15日間の負傷者リスト(IL)入りすることが発表されたドジャースのブレイク・スネル投手。左肩の炎症を患っているが、MRI検査の結果、その他に損傷は見当たらなかった。大ごとになるのは避けられる見通しとなり、デーブ・ロバーツ監督も「最良のシナリオ」と呼び、ひとまず胸をなでおろした。
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■「ここ3週間くらいずっと痛い」
登板予定だった8日(同9日)のナショナルズ戦を回避したスネルは、自身の体調に言及。「ここ3週間くらいずっと痛みを感じていたんだ。フィラデルフィアに着いた時は、(違和感を乗り越えて)このまま投げ続けられると思っていた。遠投やキャッチボールを行い、登板に合わせようとした……だけど無理だった。最悪だよ。2週間で復帰できるよう願っている。ちゃんと治してまた戻ってくる」と話した。
その後、MRI検査の結果が判明。肩に炎症は見られるものの、他に損傷は確認されなかった。そのため、手術など医療的な処置が行われることはなく、ノースロー調整で様子を見ることが決まった。
長期離脱が避けられそうな情勢となり、デーブ・ロバーツ監督も「スネルにとって、これは“最良のシナリオ”」と表現し、胸をなでおろした。
■“代役” ロブレスキー投手が炎上
今オフに5年総額1億8250万ドルという大型契約を結び、ドジャースに加わった2023年のサイ・ヤング賞左腕は、今季ここまで2試合に登板して1勝0敗、防御率2.00。好成績をマークし、期待通りの滑り出しを見せていた。
先発ローテーションを支える大黒柱が離脱したチームは、同日のナショナルズ戦では代役としてジャスティン・ロブレスキー投手を先発させたが、2被弾を含む5回8安打8失点と炎上。試合も2-8で敗れ、3連敗を喫した。
スネルは少なくともあと1、2回は先発を回避することになるが、その穴をどうカバーしていくのか。ロバーツ監督の采配にも注目が集まる。
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