
ナ・リーグ西地区のドジャースは9日(日本時間10日)、敵地でのナショナルズ戦に6-5で勝利。連敗を3でストップした。1点リードの最終回では、愛称「キケ」ことエンリケ・ヘルナンデス内野手が窮地を救う値千金の好守備を見せた。
◆【実際の動画】キケが見せた窮地のスーパープレー!あわや同点打の打球をダイビングで好捕!素早い送球でアウトに
■序盤は幸先良く先制するも……
試合は初回から、テオスカー・ヘルナンデス外野手の本塁打などでドジャースが4点を先制。幸先よくリードを奪うも、先発のランドン・ナック投手が2回1/3を投げ4安打5失点と振るわず。1点を追いかける展開が続いた。
試合が動いたのは7回表。アンディ・パヘス外野手の2試合連続本塁打で追いつくと、大谷翔平投手の内野安打と盗塁、再びテオスカーが貴重な適時打を打ってドジャースが勝ち越した。
■守備で掴んだ連敗阻止
最終回はブレイク・トライネン投手がマウンドへ。1死一、二塁のピンチを背負い、1番C.J.エイブラムス内野手が放った鋭い打球は一、二塁間を襲う当たり。あわや同点適時打かと思われたが、この日一塁に入ったユーティリティのキケが横っ飛びで好捕。窮地を救うスーパープレーが飛び出し、ドジャースが辛くも逃げ切った。
地元メディア『ドジャース・ネーション』は、「我々は皆、このキケ・ヘルナンデスのダイビングプレーをじっくりと讃える必要がある」とXに投稿。連敗阻止に貢献した値千金の好守備を絶賛していた。
ドジャースは僅差の試合を6-5で制し、今季10勝目。連敗を3でストップした。また、この日「1番DH」で先発した大谷は、4打数2安打1四球1盗塁の活躍。開幕からの連続試合出塁を自身最長の「14」に伸ばしている。
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◆「日本が大好きになったよ」特大2ランを放ったキケ・ヘルナンデスが“素晴らしかった”東京遠征を回想 大谷翔平ら同僚とも「絆が深まった」
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— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) April 9, 2025