
レッドソックスのアロルディス・チャップマン投手が9日(日本時間10日)、本拠地フェンウェイパークでのブルージェイズ戦に4番手で登板。1回を1安打2奪三振無失点の好投を見せた。
チャップマンはこの試合、今季自身最速の102.0マイル(約164.1キロ)を計測。37歳で未だ衰えぬ剛腕に、米メディアからは驚きの声が多数挙がった。
◆【実際の動画】37歳で164キロ…!“最速王”チャップマンの剛球は必見!ど真ん中のフォーシームで振り遅れの空振り三振に!
■春先から圧倒的なパフォーマンスを披露
ブルージェイズとの同地区対決に連敗を喫したレッドソックスは第3戦、1点ビハインドの初回にアレックス・ブレグマン内野手の犠飛で同点に。その後は両先発が好投し、1-1の同点で最終回を迎えた。
9回表にマウンドに上がったのは、37歳のベテラン左腕チャップマン。先頭のブラディミール・ゲレーロJr.内野手に左前打を浴びるも、続くアンソニー・サンタンダー外野手を93.7マイル(約150.7キロ)のカットボールで空振り三振に。さらに、続くアンドレス・ヒメネス内野手の打席では、4球目のフォーシームが102.0マイル(約164.1キロ)を計測。やや外より真ん中のボールだったが、ヒメネスは完全に振り遅れて空振り三振。チャップマンは続く打者も打ち取り、無失点で切り抜けた。
中継を担当した米放送局『NESN』は、37歳の衰えない剛腕に驚愕。三振したヒメネスに「おつかれさま、あの速さは打てないだろ……」と苦笑いし、同情の声を寄せた。
チャップマンは昨季8月にシンカーで104.7マイル(約168.5キロ)をマーク。2010年のレッズ時代には、人類最速の105.8マイル(約170.2キロ)も計測している。現在もその記録は破られていない。
◆ド軍エドマンが見せる覚醒の理由 現地メディアが言及した修正点、二人三脚の打撃コーチは自信「多くのことが理解できる」
◆【動画アリ】球界屈指の“ロマン砲”シュワーバーが今季最速「188キロ弾」 驚愕の弾道ライナーに実況苦笑い「ボールが破壊された」
◆【動画アリ】キケが救った“起死回生”のスーパープレー、ドジャース連敗ストップ 地元メディア絶賛「じっくりと讃える必要がある」
102 MPH strikeout for Aroldis Chapman 🔥 pic.twitter.com/8H2o5ePT7y
— NESN (@NESN) April 10, 2025