
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は9日(日本時間10日)、ナショナルズ戦の試合前に取材に対応。11日(同12日)からの本拠地カブス戦でフレディ・フリーマン内野手が復帰する可能性が高いと明かした。同カード初戦では佐々木朗希投手が今季4度目の先発マウンドに上がる予定となっており、メジャー初勝利へ向けて心強い援軍となりそうだ。
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■シャワールームで転倒、IL入り
9日(同10日)、ナショナルズ相手に6-5で勝利したドジャース。スイープを避けると同時に、前カードから続く連敗も3で止めた。
フィラデルフィア、ワシントンと続いた東海岸遠征を終えたチームはロサンゼルスに戻り、11日(同12日)からのカブス戦に臨むが、同カードからフリーマンが復帰する見通しとなった。
同内野手は3月末、シャワーを浴びている際に転倒。オフに手術を受けた右足首を再度痛める形となり、負傷者リスト(IL)入り。この間はロサンゼルスに留まり、調整を続けていた。
今回の遠征中、ロバーツ監督は送られてきた映像で状態を確認したという。その上で「彼の走り方(歩き方)を見た感じでは、シーズン開幕時よりも良くなっていると思う。横方向の動きをしているのも見たが、それについてはフレディ本人に直接聞いてもらったほうがいいかもしれない。ただ、私が見た限り、彼の動きは足首の問題を抱えてシーズンに入った時よりも、より良くなっているように映った」と話した。
■復帰戦はボブルヘッドデー
フリーマンはIL入りした際、「レントゲンを撮ったけど、骨が欠けているとか、そういうものは何もなかった。右足を踏み出した瞬間に滑り、そのまま転んでしまった。ガラスのドアだったので、もっとひどい状況になっていた可能性もあった。頭を打ったり、何か別のところを強く打っていたかもしれない。足首のちょっとしたケガだけで済んで本当に良かった」と話していた。
今季はここまで3試合の出場で、打率.250、2本塁打となっているフリーマン。奇しくも復帰予定の11日(同12日)は、自身のボブルヘッドデー。今回の人形は、2024年ワールドシリーズ第1戦で放ったサヨナラ満塁弾がモチーフになっているという。
ワールドシリーズMVPの帰還で、チームに勢いが付きそうだ。
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