
6月22日にUFC復帰戦を控える総合格闘家の堀口恭司は米メディア『MMAジャンキー』のインタビューに応じた。
堀口は通訳を介さずに英語で回答。アメリカン・トップ・チーム(ATT)の同門であるアレッシャンドリパントージャとのタイトル戦については「友達とならいいマネーが稼げる」など前向きに語った。
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■「僕たちはファイターであり、友達でもある」
堀口は6月22日に開催の『UFCファイトナイト』アゼルバイジャン大会で、同級10位のタギル・ウランベコフ(ロシア)と対戦することが決まった。
堀口にとっては2016年11月以来約9年ぶりのUFC復帰戦となる。堀口は「UFCに戻りたいとずっと思っていた」と強い思いを口にし、「ベルトを獲らなきゃいけない。でも、友達がベルトを持っている。いい試合になると思う」とパントージャとのタイトル戦に意欲を見せた。
前回のUFC参戦から変わったことを聞かれると「(今は)どんな状況にも対応できる。かなり上達したのでUFCでもあのテクニックを試してみたい」と経験を積んだことによる自信と期待を語った。
復帰戦でウランベコフで勝てば、堀口は再びランキングに返り咲くことになりタイトル戦への機運が高まる。現王者パントージャとは長年トレーニングパートナーとして練習を共にしており、「僕たちはファイターであり、友達でもあるんだ」と堀口は言及。「友達とならいい金が稼げる。楽しいことになりそうだね。もし戦うことになったら、別々の部屋で、もう少し専門的なトレーニングをするかもしれない」とも語っている。
堀口のMMA戦績は34勝5敗で、UFCでの戦績は7勝1敗。対するパントージャはMMA29勝5敗、UFC13勝3敗で2021年から7連勝中となっている。堀口とパントージャは互いにタイトル戦に前向きな姿勢を見せているが、“同門対決”は実現するのか。
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"Stop!": Andrei Arlovski crashed Kyoji Horiguchi's interview with @MikeBohn at ATT 😂 pic.twitter.com/94mU10D17P
— MMA Junkie (@MMAJunkie) April 16, 2025