
ナ・リーグ西地区のドジャースは16日(日本時間17日)、本拠地ドジャースタジアムでのロッキーズ戦に8-7で勝利。カード3連勝を飾った。
開幕から20試合で14勝6敗と順調なスタートを切ったドジャースは、次戦から敵地グローブライフ・フィールドに乗り込みレンジャーズとの3連戦。とりわけ注目が集まっているのが第1戦の先発投手、山本由伸とジェイコブ・デグロムの投げ合いだ。
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■3連戦の展望は……?
2023年に世界一に輝いたレンジャーズは昨季、78勝84敗でア・リーグ西地区の3位と振るわなかった。主砲のコーリー・シーガー内野手や、マーカス・セミエン内野手が30代に差し掛かりコンテンダーとしての寿命が迫りつつある今季は、2度のサイ・ヤング賞を誇るデグロムがキャリア2度目のトミー・ジョン手術から戦列復帰。チームは開幕から安定して白星を重ねている。
昨季世界一に輝いたドジャースは、16日(同17日)からレンジャーズとの3連戦に臨む。先発は山本、佐々木朗希、タイラー・グラスノーが登板予定で、現状考えられる最高の3本柱で挑むことになりそうだ。レンジャーズの初戦の先発はデグロムで、第2戦がネイサン・イオバルディとこちらも強力なエース右腕たちで迎え撃つ。第3戦には今季開幕から3勝負けなし、防御率0.92と好調の技巧派右腕タイラー・マーリーも控えており、楽しみなマッチアップになりそうだ。
MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』によると、レンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドは直近3年間、メジャー全30球場で4番目に本塁打が出やすい球場とされている。強打者が揃う両チームが好投手を攻略できれば、思わぬ乱打戦になるケースもあるだろう。18日(同19日)からの3連戦には要注目だ。
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