
ドジャースは18日(日本時間19日)、敵地グローブライフ・フィールドでのレンジャーズ戦に3-0で勝利。先発の山本由伸投手が、7回5安打無四球無失点10奪三振の快投で今季3勝目を挙げた。
終盤まで僅差でもつれた試合は、レンジャーズのジョシュ・ヤング内野手が放った併殺打で決着。三塁線の際どい当たりに異議を申し立てたが、判定は覆らず。米メディアはリプレーの動画を投稿したが、思わぬ珍プレーが潜んでいたことが明らかになった。
◆【実際の動画】ヤングの主張はごもっとも…ファールゾーンへ跳ねた打球が再びラインの内側へ…!?珍プレーにも救われてドジャースが勝利!
■ラインの外に跳ねたはずの打球が……
問題となったプレーは、ドジャース3点リードで迎えた最終回の出来事。マウンド上にはタナー・スコット投手が上がり、打席にはヤング。1死一、二塁で6球目のスライダーを捉えた打球は三塁線を襲う鋭い当たりに。逆シングルで好捕したマックス・マンシー内野手が、素早く二塁へ送球。一塁へ転送され併殺打で試合終了となった。
ところが、打者走者のヤングはしきりに「ファール」をアピール。判定が覆ることはなくドジャースが勝利したが、訴えも納得の珍プレーであったことが明らかに。
米スポーツのストリーミングサービスを提供する『Victory+』の公式Xは、同プレーのスローモーション動画を投稿。ヤングの打球は、一度ファールゾーンへわずかに切れたところでワンバウンド、そこから再びフェアゾーンへ流れてマンシーのグラブに収まっていた。
地元ラジオ局『ESPNロサンゼルス』のブレイク・ハリス記者は投稿を引用し、「いやいや、でもこれがフェアになったのは本当にクレイジーだよ(笑)」と笑いが抑えきれない様子だった。
珍プレーも飛び出した3連戦初戦。大谷翔平投手不在の中で山本が躍動した試合は、思わぬ結末で締めくくられた。
◆【実際の動画】ヤングの主張はごもっとも…ファールゾーンへ跳ねた打球が再びラインの内側へ…!?珍プレーにも救われてドジャースが勝利!
◆「防御率0.93」山本由伸、最強右腕デグロムとの“快投劇”を米メディア絶賛 7回無失点10奪三振に「凄まじい投手戦だ」
◆3勝目の山本由伸は「手強かった、ボール球を振らされた」と敵将も脱帽 投げ合った豪腕デグロムは「本当に素晴らしい」と賛辞贈る
Okay but this is actually insane how this ended up staying fair lol pic.twitter.com/WedccPk9U6
— Blake Harris (@BlakeHHarris) April 19, 2025