
ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が22日(日本時間23日)、米ポッドキャスト番組に出演。ゲストにテオスカー・ヘルナンデス外野手を招き、ファンからの質問や長女が誕生したばかりの同僚・大谷翔平投手に関する話題などを語った。
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■「10年間は睡眠がとれない」とアドバイス
ベッツはこの日、米スポーツ専門メディア『Bleacher Report』で自身が司会を務めるポッドキャスト番組「On Base with Mookie Betts」に出演。ドジャースの文化や、ゲストで同席したヘルナンデスについての話題を取り上げた。
20日(同21日)に長女が誕生した大谷に関して、ベッツは「(父親として)俺は本当のアドバイスなんて持っていない。これはお前の経験だから。でも、まずは向こう10年間は睡眠が取れないってことを受け入れるべきだね。睡眠なんてないんだから。寝ようとするんじゃなくて、寝られないって受け入れて起きちゃえばいい。どんな時間でもさ。それがショウへのアドバイスだよ」と明かした。
これには、ヘルナンデスも「父親っていうのは、全部楽しむものだよ」と同意見。「ネガティブに考えても、何の助けにもならないからね。夜中に起きなきゃいけないなら、起きればいい。とにかく起きるんだ。何かをしないといけないなら、やってしまえばいい。それが人生だよ。考えすぎると、もっと悪くなるだけだ」と語った。ベッツは「ショウなら大丈夫。とにかく赤ちゃんを静かにして、寝かせておくために何でもやればいい」と信頼を寄せた。
23日(同24日)には、父になって初めて安打を放った大谷だが、戦列復帰後はタイミングが合わずに凡退するケースも目立つ。地元ラジオ局『ESPNロサンゼルス』のブレイク・ハリス記者は、「ショウヘイ・オオタニが手に入れたのは『父親の強さ』とは真逆のものだった」とXに投稿。好機での空振り三振を嘆いた。今後の巻き返しで、周囲の懸念も振り払いたいところだ。
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