
米スポーツ専門局『ESPN』は24日(日本時間25日)、「2025年のドジャースはMLB史上最も才能があるチームのなかではどの位置にランクされるか?」と題した記事を掲載。2024年に世界一に輝き、メジャー屈指のタレントを誇る今季のドジャースを歴代の最強チームと照らし合わせて評価している。
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■大谷、ベッツらMVPトリオが君臨
ドジャースは大谷翔平投手、ムーキー・ベッツ内野手、フレディ・フリーマン内野手のMVPトリオが君臨。さらに、今季は開幕からエースとしての投球を続ける山本由伸投手やジャイアンツから加入したブレイク・スネル投手など、投打にスター選手を揃えている。
そんなドジャースの陣容を『ESPN』のブラッドフォード・ドリトル記者は歴代3位と評価。19年のアストロズ、同年のドジャースに続く3番目に入るとしている。
記事内では、「2025年のドジャースは歴史的に見ても異例の才能を擁している」と評し、「これは、目を見張るような名前のリストに基づいての誇大な宣伝ではない」と、名実が伴っての順位だと強調している。
一方で、「ドジャースは非常に高い水準の期待を背負っているが、その期待に応えるか、それを上回るかは彼ら次第」と、今後続いていくシーズンでの成績が評価を左右することも指摘。
ここまで5試合の登板で0勝1敗、防御率3.20と未勝利の佐々木朗希投手が代表例だとし、「MLBでの実績がないため、彼への期待はあくまで予測に過ぎない。期待に応えられない可能性もあるが、期待を上回る可能性もある」と今後の活躍が評価を分けると見ている。
ドジャースはここまで16勝9敗の成績で、パドレスやジャイアンツとナ・リーグ西地区の上位争いを繰り広げる。豊富なタレント力で2年連続世界一の候補にも挙がる最強チームがどのような歩みを進めるかは注目が集まる。
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