
卓球の「WTTコンテンダーチュニス」は25日に本戦が開幕する。日本からも各選手が上位シードに名を連ねるなど、期待が高まっている。
そんななか、3種目で出場するのが張本美和(木下グループ)。シングルスでは3連覇がかかる16歳には全種目で上位進出の可能性がある。
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■松島との“そらみわ”ペアも期待
張本美は2023、24年大会の女子シングルスを制しており、第1シードの今大会は3連覇をかけて挑む。加えて、木原美悠と組む女子ダブルスでは第2シード、松島輝空(木下グループ)と組む混合ダブルスでも第2シードに入り、いずれの種目もタイトルを狙える立場にいる。
5月に行われる「世界卓球 個人戦」でも3種目で出場予定の張本美にとって、女子ダブルスのライバルとなるのが大藤沙月、横井咲桜(ミキハウス)ペア。現在世界1位に君臨する同級生ペアは2028年のロサンゼルス五輪に向けても期待されており、日本の次世代を背負う選手たちによる激しい争いが予想される。
個人戦では初出場となる1カ月後の世界卓球に向けて現在地を図る場となるチュニジアでの戦い。張本美がシングルス3連覇がかかる大会で、3種目でインパクトを残すことができるのか。
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