
19日(日本時間20日)に行われたブルージェイズとレッドソックスの試合で、信じられないプレーが飛び出した。中堅を守るドールトン・バーショ外野手が、打球を背走中に転倒。あわや長打かと思われたが、地面を転がりながらも好捕。思いもよらぬ光景に球場は大歓声に包まれ、実況席からは「クレイジーだ」と拍手が巻き起こった。
◆【実際の動画】珍プレー?好プレー?バーショが大飛球を追うも転倒!誰もが長打を確信した瞬間、名手が見せた好捕に球場大歓声!
■球場騒然、同僚たちは笑いを堪え切れない様子
前代未聞のプレーは4回表、レッドソックスの攻撃中に起こった。リードオフのジャレン・デュラン外野手が放った角度28度の打球は、中堅に向かって一直線。背走していた中堅手バーショの守備範囲かと思われたが、足がもつれて転倒。球場は一時騒然となった。
ところが次の瞬間、バーショは諦めることなく地面を転がり、打球に背を向けたまま立膝で左手のグラブを差し出して見事に好捕。珍プレーかスーパープレーか、信じられない光景を目の当たりにした地元ファンからは割れんばかりの大歓声が挙がった。
実況席は「ドールトン、君が上手いのは知っているけど、ちょっと目立ちすぎじゃないか。本当に唯一無二の存在だ、クレイジーだよ」と大興奮。現在28歳のバーショは昨季、ア・リーグトップクラスの広大な守備範囲を武器に初のゴールドグラブ賞に輝いた名手だ。転倒しながらの好捕は決して偶然ではなく、優れた身体能力によるものだろう。
とは言え、思わぬアクシデントに本人は照れ笑い。ブラディミール・ゲレーロJr.内野手ら同僚たちも、笑いが堪え切れない様子。試合には敗れたものの、この日もっとも球場を沸かせるプレーになったのは間違いない。
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