
ドジャース傘下3Aでリハビリ中のクレイトン・カーショー投手が30日(日本時間5月1日)、本拠地でのレイニアーズ戦に先発。5回66球を投げ、4安打3失点1四球4奪三振で順調な回復ぶりを見せた。
カーショーは現在60日間の故障者リストに入っており、最短でも戦列復帰は17日(同18日)と見られている。タイラー・グラスノー投手やブレイク・スネル投手など、先発ローテーションに故障者が相次いでいる現状、ベテラン左腕の復活に期待が高まっている。
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■復帰は最短で現地17日か
初回に三振を奪うカーショー
Strikeout No.1 for No.22 pic.twitter.com/XDXhYZQ8xo
— Oklahoma City Comets (@OKC_comets) April 30, 2025
カーショーは前日の試合に登板する予定だったが、悪天候のため変更に。この日は5回4安打3失点1四球4奪三振、2本の本塁打を浴びながらも66球を投げ切った。フォーシームは90マイル(約144.8キロ)前半を記録、カーブにスライダー、スプリットも交えて66球中44球がストライクと堅実な制球力も見せた。
試合後にメディアの取材に応じたカーショーは、「5回がちょっと長引いたね。いくつか悪いボールがあったけど、全体的には良かったよ。あと何回か登板がある。来週のどこかでまたここに戻ってくるはずだ」と話し、仕上がりに手応えを感じている様子だった。
カーショーは昨季11月に左足親指と左膝の手術を受けており、今季は開幕から60日間の故障者リスト入り。その後は順調にリハビリをこなし、現在は3Aで実戦登板を消化している。復帰は最短で17日(同18日)とされており、レジェンド左腕の帰還に期待が高まっている。
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