【MLB】“4月の失望”にソトを選出……不調の原因は「大型契約のプレッシャーによるものとは限らない」と米メディア指摘 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】“4月の失望”にソトを選出……不調の原因は「大型契約のプレッシャーによるものとは限らない」と米メディア指摘

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【MLB】“4月の失望”にソトを選出……不調の原因は「大型契約のプレッシャーによるものとは限らない」と米メディア指摘
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スポーツ専門局『ESPN』は4月の戦いを振り返り、ポジション別に「オールスター選手」「注目すべき選手」「期待外れの選手」をそれぞれ選出。右翼手部門では、オールスター選手としてアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)を選んだ一方で、ジャッジのかつての盟友フアン・ソト外野手(メッツ)を期待外れとした。史上最高契約に見合うパフォーマンスは、まだ発揮できていないようだ。

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■「オールスター」に選ばれたのはジャッジ

『ESPN』は先ごろ、「4月のオールスター選手、そして序盤戦における最大の失望選手たち」と題して記事を公開した。

同局が「メジャーで最もハイレベルなポジション」と指摘した右翼手部門は、4月終了時点で打率.427、10本塁打、32打点、OPS1.282という驚異的な数字を残したジャッジが、文句なしで「オールスター」に選出された。

次に「注目すべき選手」としては、フェルナンド・タティスJr.外野手(パドレス)を指名。同局は「ジャッジがア・リーグ4月のMVPだとすれば、タティスはナ・リーグ4月のMVPだろう。彼は完全に調子が上向きで、昨季負った足のケガからも回復し、これまで以上にコンタクト率が高くなっている。その結果、打率は.346(4月末日で.345)を記録している」と評価した。

そして、期待外れ、失望した選手にはソトを選んだ。「すごく悪いとまでは言えないが、(一塁手部門で期待外れとなった)ブラディミール・ゲレーロJr.内野手(ブルージェイズ)と同様に、我々は彼に対して“偉大な活躍”を期待している。ソトはキャリアで最も高いゴロ率を記録しており、これが今のところ長打力が出ていない要因の1つと考えられている。ただ、彼は時々こうした不調の波を生む。例えば2023年は、4月に打率.202、8月にも.219を記録した。だから、現在の状態が大型契約のプレッシャーによるものとは限らない」と主張。その上で「いずれ調子は上がってくるだろう」と楽観的な見方も示した。

■「良い兆候」指揮官は不安視せず

ソトは4月終了時点で打率.241、3本塁打、12打点、OPS.752と低調。大谷翔平投手(ドジャース)の10年総額7億ドルを超える15年総額7億6500万ドルという史上最高契約を結んだ選手としては、寂しい数字と言わざるを得ない。

それでもカルロス・メンドーサ監督は擁護。30日(日本時間5月1日)のダイヤモンドバックスとの試合前に取材に応じ、「昨日の試合(現地29日に行われた同カード)は、ソトが大丈夫だということを示す完璧な例だ。3打数無安打だったが、100マイルを超える打球を2本放った。そのうち1本は逆方向だった。そして、四球も選んだ」と話した。特に逆方向へ強い打球が出ていることを復調の兆しと捉え、「質の高い打席を重ねている。これはいい兆候だよ。彼は大丈夫さ」と強気の姿勢を貫いた。

好調を維持するフランシスコ・リンドーア内野手とピート・アロンソ内野手に挟まれ、元気がないように映るソト。5月を迎えて逆襲がスタートするのか、注目される。

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