
ボクシングのスーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が9月14日に東京で、WBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)と団体内統一戦に挑むと1日(日本時間2日)、米専門誌『ボクシングシーン』などが報じている。
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■カルデナスとのラスベガス決戦目前
井上は4日(同5日)に米国・ラスベガスのT-モバイルアリーナでWBA同級1位ラモン・カルデナス(米国)と対戦を控えており、現地入りしている。そんななか、『ボクシングシーン』は「ナオヤ・イノウエとムロジョン・アフマダリエフとの東京決戦が9月14日に決定」と報道した。
アフマダリエフと契約を結ぶ英プロモート大手のエディ・ハーン代表が「ついに決まった」と明かしたことを伝えており、「ウズベキスタンのパワー対モンスター。この階級で最高の試合だ」とマッチメイクに自信のコメントを残している。
ハーン代表からこれ以上の詳細は現時点で明らかにされていないものの、カルデナスとのラスベガス決戦を数日後に控える井上は、2025年に3試合、または4試合を行う計画を立てていると見られる。大一番を控える“モンスター”の今後にも引き続き注目が集まる。
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