
ドジャースの山本由伸投手は2日(日本時間3日)、敵地トゥルーイスト・パークでのブレーブス戦に先発。6回1安打無失点2四球6奪三振の好投で、今季4勝目を挙げた。2回裏には顔面付近の打球を好捕するなど、守備でも軽快な動きを見せた。
◆【実際の動画】危ない!山本由伸、顔面付近の打球に実況もヒヤリ……!軽やかな身のこなしで見事に好捕!
■軽快な身のこなしで打球を処理
山本は初回、アレックス・バードゥーゴ外野手を投ゴロに打ち取ると、続くオースティン・ライリー内野手を空振り三振に。3番のマルセル・オズナ外野手に粘られ四球を許したものの、4番マット・オルソン内野手を遊直に仕留めて無失点の立ち上がりを見せた。
2回裏には、先頭のショーン・マーフィー捕手の打球を顔面付近で好捕。打球速度106.4マイル(約171.2キロ)の強烈な打球だったが、見事な身のこなしで捌き、この回も無失点で切り抜けた。
MLB公式Xは、「ヨシノブ・ヤマモトが106マイルのカムバッカー(※ピッチャー返し)を奪い取った」と山本のファインプレーを動画付きで投稿。序盤から軽快な守備を見せる右腕を称えた。
試合はドジャースが、4回表にウィル・スミス捕手の犠飛で先制し、6回表にはムーキー・ベッツ内野手の本塁打で追加点。1時間を超える雨天中断を挟んだが、山本降板後、3投手を繋いで2-1で逃げ切った。山本は今季4勝目、両リーグトップの防御率0.90としている。
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Yoshinobu Yamamoto snatches the 106 MPH comebacker 😳 pic.twitter.com/ncTyTdQus1
— MLB (@MLB) May 2, 2025