
ドジャースの山本由伸投手は2日(日本時間3日)、敵地トゥルーイスト・パークでのブレーブス戦に先発。6回1安打無失点2四球6奪三振の好投で、今季4勝目を挙げた。
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■中盤まで無安打投球
山本は初回、先頭のアレックス・バードゥーゴ外野手を投ゴロ、続くオースティン・ライリー内野手を空振り三振に。3番のマルセル・オズナ外野手には粘られて四球を許したものの、マット・オルソン内野手を遊直に打ち取って無失点。2回裏には、ショーン・マーフィー捕手の投直を顔面付近で好捕。守備でも軽快な動きを見せて、三者凡退で切り抜けた。
その後も山本は、最速96.4マイル(約155.1キロ)のフォーシームにキレのあるスプリット、カーブ、カットボールなどを駆使して強力ブレーブス打線を完全に封じ込めた。6回裏にライリーから初安打を浴びたが、ほぼ完璧な内容で6回1安打無失点2四球6奪三振の好投。月間最優秀投手に相応しい、圧巻のパフォーマンスを見せつけた。
米メディア『ドジャース・ネーション』のノア・カムラス記者は、「ヨシノブ・ヤマモトは6イニングを通してブレーブスを圧倒した。1安打2四球6奪三振、91球で空振り17個。今季の防御率は0.90まで下がっています。これは誤植ではない」と、自身のXに投稿。エースの好投を絶賛した。
試合はドジャースが、4回表にウィル・スミス捕手の犠飛で先制し、6回表にはムーキー・ベッツ内野手の本塁打で追加点。1時間を超える雨天中断を挟んだが、山本降板後はカービー・イエーツ、タナー・スコット、エバン・フィリップスと3投手を繋いで逃げ切り。2-1でブレーブスを下し、6連勝を飾った。山本は今季4勝目、両リーグトップの防御率0.90としている。
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