ドジャースの大谷翔平投手は5日（日本時間6日）、敵地ローンデポパークでのマーリンズ戦に「1番DH」で先発出場。5回の第3打席に2試合ぶりとなる今季9号アーチをマーク。本塁打の打球速度としては、今季のメジャー最速記録を更新した。
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■シュワーバーを抜いて今季最速本塁打に
ドジャース3点リードで迎えた、5回表の第3打席。無死二塁で大谷は、相手先発サンディ・アルカンタラ投手の6球目真ん中フォーシームを豪快にフルスイング。わずか角度20度で放たれた低い打球は、速度117.9マイル（約189.7キロ）、飛距離386フィート（約117.6キロ）でドジャースのブルペンへ飛び込んだ。今季9号アーチは、貴重な追加点となる2ランに。
MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』によると、速度117.9マイルの一打は、カイル・シュワーバー外野手（フィリーズ）の117.6マイルを抜いて本塁打の今季最速記録に。自身の一発としては、5番目となる弾丸アーチだった。
大谷はこの日、4打数1安打2打点1四球1盗塁と躍動。昨季「50本塁打、50盗塁」を達成して以来のパフォーマンスに、敵地ローンデポパークでは惜しみない大歓声が贈られた。試合は、ドジャース打線が序盤から得点を重ねて7－4で快勝。ナ・リーグ西地区首位をキープしている。
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