
ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地ローンデポパークでのマーリンズ戦に「1番DH」で先発出場。5回の第3打席に今季9号アーチを放つなど、4打数1安打2打点1四球1盗塁の活躍で勝利に貢献した。
MLB公式のサラ・ラングス記者は、大谷が上位独占状態のドジャース球団記録に注目を寄せている。
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■「2015年、スタットキャスト導入以降で……」
この試合の大谷は、序盤から足でチャンスメーク。第2打席に四球で出塁すると、今季10個目の盗塁に成功。3点リードで迎えた第3打席に、待望の一発が飛び出した。
無死二塁で打席に入った大谷は、前回の対戦でも本塁打を記録したサンディ・アルカンタラ投手と対決。6球目の真ん中フォーシームを豪快に振り抜くと、角度20度で上がった低い打球は、速度117.9マイル(約189.7キロ)で右翼スタンドへ。同僚たちが待ち受けるブルペンへ飛び込む、今季9号2ランとなった。
MLB公式のサラ・ラングス記者は、大谷が持つドジャースの球団記録について投稿。公式の分析システム「スタットキャスト」が導入された2015年以降では、球団の打球速度上位13位まで全てを大谷が独占しているそう。今回の「速度117.9マイル(約189.7キロ)アーチ」は、その中の5位にランクインすると伝えた。
大谷はこの日、4打数1安打2打点1四球1盗塁の活躍。主砲の一打で波に乗ったドジャース打線が、計13安打でマーリンズ投手陣を攻略。7-4で勝利し、西地区首位をキープしている。
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