
ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番DH」で先発出場し、6回の第3打席で2戦連発となる10号ソロアーチを放った。試合は延長にもつれこみ、結局4-5でサヨナラ負けを喫したが、打球速度109マイル(175.4キロ)、飛距離403フィート(122.8メートル)、打球角度33度を記録した豪快な一撃にファンは酔いしれた。
◆【実際の映像】「ベンチで待っていたテオスカー、かわいい」大谷翔平、2戦連発10号アーチをIL入りしたT・ヘルナンデスが“ヒマワリの種シャワー”で祝福!
■フリーマンは“お辞儀”
1点を追う6回、大谷の第3打席。救援左腕アンソニー・ベネジアーノ投手の初球を捉えると、打球はグングン伸びて右翼2階席へ飛び込んだ。打った瞬間に本塁打と分かる一発に、スタジアムは一時騒然となった。
バットフリップを披露し、ダイヤモンドを一周。帰還すると、まずは次打者アンディ・パヘス外野手とタッチ。さらに、3番フレディ・フリーマン内野手からは“お辞儀ポーズ”も受けてベンチへ向かった。
すると、やはりこの男が待っていた。この日、左股関節痛のため負傷者リスト(IL)入りが発表されたテオスカー・ヘルナンデス外野手が、ベンチに戻って来た大谷に向かって恒例の“ヒマワリの種シャワー”を敢行。IL入りしたため出場メンバーから外れていたが、「この役割は渡さない」とばかりのアクションで祝福した。
■エドマンら主力が離脱
このシーンを見たファンは、思わずほっこり。SNSでは「IL入りしてもヒマワリはやるんだな」「ベンチで待っていたテオスカー、かわいい」などの声があがっていた。
大谷は試合後、T・ヘルナンデスやトミー・エドマン内野手らケガ人が相次いでいる状況について、「もちろん全員が最後までケガなくできれば、それに越したことはない。ただ、長いシーズンで抜ける時っていうのは、短いのか長いのか別として、そういう時は来ると思う。そういう意味では、今日もなんとか勝ちたかった」と振り返った。
この日5打数2安打2打点で、打率は.296に上昇。ケガ人が続出する中、大谷のバットにかかる期待はますます大きくなっている。
◆【実際の映像】「ベンチで待っていたテオスカー、かわいい」大谷翔平、2戦連発10号アーチをIL入りしたT・ヘルナンデスが“ヒマワリの種シャワー”で祝福!
◆ド軍に訪れた打点王離脱の緊急事態 T・ヘルナンデスのIL入りに指揮官は「間違いなく寂しい」復帰時期については……
◆10号放った大谷翔平の“勢い”を米メディアが称賛、マウンド復帰後「40-40-40」の“新記録達成”にも期待感 「別の歴史を作ることもできる」
SHOHEI DESTROYED THIS BASEBALL. pic.twitter.com/5wSpoZavF1
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) May 7, 2025