
メッツの千賀滉大投手は7日(日本時間8日)、敵地チェイス・フィールドでのダイヤモンドバックス戦に先発登板。6回89球を投げて2安打無失点4奪三振。5四球を与えたものの、尻上がりに調子を上げて今季4勝目を挙げた。防御率1.16は、山本由伸投手に次いでナ・リーグ2位となっている。
試合の流れを大きく変えたのが、序盤2回裏のメッツの完璧な中継プレー。不安定な立ち上がりに苦しんでいた千賀を救い出した。
◆【実際の動画】メッツ野手陣の「完璧中継プレー」は必見!千賀滉大を失点から救ったパフォーマンスに実況席も大興奮!
■千賀は両手を挙げて称賛
この日の千賀は序盤から制球に苦しみ、3回まで毎回走者を背負う立ち上がりに。2回裏には先頭打者を四球で歩かせ、アレク・トーマス外野手に左中間を破られる長打を浴びた。
ところが、ここで中堅手のタイロン・テイラー外野手から遊撃手のフランシスコ・リンドーア内野手、ルイス・トレンズ捕手へと繋がれた完璧な中継プレーが間一髪で本塁タッチアウト。無駄のない連携で失点を阻止した。これには実況席も大興奮、千賀は同僚たちの援護に両手を挙げて感謝を伝えた。
ニューヨークの地元放送局『SNY』の公式Xは、好プレーに歓喜する実況席の様子を動画で投稿。メッツ野手陣のパフォーマンスに思わずガッツポーズ、トレンズの素早いタッチをジェスチャーを交えて伝えるなど、興奮が隠し切れない様子だった。
中盤まで緊迫した試合は、メッツが7-1でダイヤモンドバックスに勝利。フアン・ソト外野手が6回表と8回表に2本のアーチで3打点の活躍。リードオフのリンドーアは、打撃でも2打点を挙げるなど千賀の4勝目を大きくサポートした。
◆【実際の動画】メッツ野手陣の「完璧中継プレー」は必見!千賀滉大を失点から救ったパフォーマンスに実況席も大興奮!
◆4勝目の千賀滉大、復調ソトの“2本塁打援護”で尻上がりの無失点 「防御率1.16」は山本由伸に次ぐリーグ2位に
◆山本由伸&千賀滉大が繰り広げる防御率争い ナ・リーグ1・2位浮上で席巻、日本史上初の偉業に膨らむ期待
千賀滉大を救った「パーフェクトリレー」FRANCISCO LINDOR WITH THE PERFECT RELAY THROW HOME! pic.twitter.com/ZkVWMexnM3
— SNY (@SNYtv) May 7, 2025
好プレーとソトの一発に沸く実況席
Gary & Keith on the call as Francisco Lindor executes a perfect relay throw and Juan Soto homers twice in the Mets' series finale in Arizona 🎙 pic.twitter.com/eGaTohtRuw
— SNY (@SNYtv) May 7, 2025