
米スポーツ専門局の『ESPN』は8日(日本時間9日)、MLBのパワーランキング第6週を発表しており、有力球団が上位に名を連ねている。
メッツ、パドレスといった開幕から好調のチームを抑えてナ・リーグで首位に立ったのはドジャース。ここに来て故障者が相次いでいるなか、専門家がキーマンにに言及している。
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■T・ヘルナンデスやエドマンがIL入り
パワーランキングは専門家がこれまでの結果と、162試合にわたるシーズンにおいて開幕前に分かっていた情報をもとに、各球団を格付けしたもの。デビッド・ショーンフィールド、ホルヘ・カスティーヨ、ブラッドフォード・ドゥーリトルの記者3名がそれぞれの意見を述べている。
ナ・リーグで3位のパドレス、2位のメッツを抑えて首位に立つのがドジャースで、前回の2位からランクアップ。7日(同8日)終了時点で西地区首位に立っており、2年連続の世界一に向けてスタートを切っている。
そんななか、記事内ではショーンフィールド記者が「ドジャースの外野陣は急遽、大慌ての展開となっている」と記し、現時点でのドジャースの不安材料に言及。テオスカー・ヘルナンデス外野手やトミー・エドマン外野手が離脱し、ジャイアンツから加入したマイケル・コンフォート外野手も打率1割台に沈む状況に、デーブ・ロバーツ監督は短期的に先発を入れ替えながらの采配が強いられると見立てている。
それでも、「ショウヘイ・オオタニとフレディ・フリーマンは、攻撃を担う絶好調の選手だ」と上位を担う2人の主力打者に言及。本塁打を2桁に乗せた大谷翔平投手と、5月の6試合で打率.480、3本塁打と驚異の成績を残すフレディ・フリーマン内野手の存在が大きいとしている。
なお、発表されたパワーランキングでは4位に鈴木誠也外野手や今永昇太投手の所属するカブス、5位にア・リーグ中地区で首位を走るタイガースがランクインしている。好調を維持する球団が顔を揃えたなかでも、スター軍団であるドジャースの評価は揺るぎないものとなっている。
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