
ドジャースの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地チェイス・フィールドでのダイヤモンドバックス戦に「1番DH」で先発出場。前日の試合では、同点の9回表に決勝3ランを放つなど、6打数3安打4打点と躍動した。同地区ライバルを退ける、3試合連続アーチに期待の一戦だ。
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■昨季は外角スライダーを右翼スタンドへ
相手先発は、2021年のサイ・ヤング賞コービン・バーンズ投手。2018年にメジャー初昇格を果たすと、昨季は32先発で15勝9敗、防御率2.92の好成績。リーグ3位の194回1/3を投げて181奪三振を記録した。サイ・ヤング賞に輝いた2021年から4年連続二桁勝利を継続中だが、今季は6登板で1勝のみ。制球力と三振割合に低下が見られる。
平均93.9マイル(約151.1キロ)のカットボールが投球全体の54.9%を占め、カーブ18.7%、右打者にはスライダーとシンカー、左打者にはチェンジアップと多彩な変化球を操るリーグ有数の右腕。フォーシームは全く投げず、クセ球でゴロを量産するタイプだ。
大谷はバーンズと通算6打席対戦し、6打数3安打と好相性。昨季8月28日(同29日)には、外角スライダーを泳ぎながらも右翼スタンドへ運ぶ技アリ本塁打を打っている。前日まで2試合連続本塁打を記録し、アーチ量産に期待がかかる一戦。同地区ライバルとの第3戦で13号本塁打を放てるか。
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■試合情報
ドジャースvs.ダイヤモンドバックス試合開始:日本時間5月11日(日)9時10分中継情報:NHKBS1、MLB.tv、SPOTVNOW、J Sports2