ドジャースのマックス・マンシー内野手は15日（日本時間16日）、本拠地ドジャースタジアムでのアスレチックス戦に「4番一塁」で先発出場。1－1の同点で迎えた第1打席に、右翼スタンドへの勝ち越し本塁打を放つなど、4打数3安打4打点の活躍でチームの勝利に貢献した。悩めるベテランが復調の気配を見せている。
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■自身も復調示す3安打と活躍
初回に先制点を許し、1点ビハインドで迎えた1回裏。ドジャースはフレディ・フリーマン内野手の適時打ですぐさま追いつくと、今季初めて4番に入ったマンシーが右翼スタンドへ豪快アーチを放って勝ち越し。続く2回裏には、大谷翔平投手の犠飛を皮切りにムーキー・ベッツ内野手の適時打で追加点。2死一、三塁で再び打席に入ったマンシーが、外角チェンジアップを左中間方向へと落とす技アリの適時打でリードを広げた。
マンシーは7回裏に中前打、8回裏には犠飛で打点を稼ぎ、この日は4打数3安打4打点と打線をけん引。前日に続く2試合連続アーチを放つなど、確実に調子が上向いている。第1打席の今季3号アーチは、ドジャースの球団史上8位に浮上する通算193本塁打だった。
■「毎日一緒にプレーできるのが本当に楽しい」
試合後に地元メディアの取材に応じたマンシーは、「まだ日々調整中だよ。でも良い感触も出てきているから前向きに捉えて積み重ねていきたい」と話し、あくまでも慎重な姿勢を崩さなかった。また、自身のボブルヘッドデーに2本塁打と躍動した大谷について問われると、「もはや『毎晩打つ』みたいな感じだよね。彼はすごいよ。毎日一緒にプレーできるのが本当に楽しい。何かすごいことを期待すると、本当にやってしまうんだから」と称え、笑顔を見せた。
マンシーは開幕から極度の打撃不振に苦しみ、前日まで打率.191と振るわず。8日（同9日）に複数安打を記録し、14日（同15日）には11試合ぶりの2号アーチを放っていた。この日は19得点を挙げたドジャース打線の4番に入り、好打連発で存在感を示した。
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