
卓球の世界一を決める「ITTF世界卓球選手権ファイナルズ・ドーハ大会(個人戦)」は18日、女子シングルスの1回戦が行われ、世界ランキング6位の張本美和(木下グループ)は同126位のマルガリタ・ペソツカ(ウクライナ)と対戦。ゲームカウント4ー1で勝利し2回戦進出を決めた。
◆【実際の映像】張本美和がウクライナ選手に苦戦も見せた底力 勝利を決めた第5ゲームのバックストレート
■ダブルスでは初戦に快勝
張本美は16歳で個人戦初出場。17日に混合ダブルスで松島輝空(木下グループ)、18日に木原美悠(個人)との女子ダブルスで初戦突破しており、この日2種目目のシングルス初陣に挑んだ。
第1ゲームはコースへの打ち分けを見せるなど張本美が安定したラリーを披露。ペソツカの粘りに遭いながらも先にゲームポイントを取ると、ロングサービスでエースを奪い、11-9でものにする。
第2ゲームはペソツカが先にリードしたなか、相手の出方を窺いながら中盤に張本美が対応し逆転に成功。しかし、その後デュースにもつれ込むと互いにポイントを取りあう激しい攻防に。最後はゲームポイントからフォアハンドを振りぬいた張本美が17-15で取り切る。
第3ゲームも激しい展開は変わらず5-5と点の取り合いに。中盤に相手にリードを許した張本美は逆チキータやバックのストレートなどを駆使して追いつく。しかし、ペソツカの粘りの前に先にゲームポイントを奪われ、9-11でこのゲームを落とす。
第4ゲームに張本美はYGサービスを見せるなど打開を図るが、ペソツカのリズムにはまり1-5とリードを許す。バック前のサービスに活路を見出し点差を詰めた張本美は、フォアへのも揺さぶりをかけて9-9に追いつく。そのままゲームポイントを握り、苦しいゲームを11-9で奪い切る。
第5ゲームの入りはわずかにペソツカがリードするも、張本美も粘りを見せ5-5と追いつき、バックハンドで逆転する。そのままマッチポイントを奪った張本美が11-7でものにして、苦戦を強いられながらも競り勝った。
3種目出場の張本美はすべての種目で初戦突破を決めており、初出場の世界卓球個人戦でのメダル獲得に期待が高まる。
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#張本美和 世界卓球
シングルス初勝利!兄・智和と共に
2回戦進出👏👏#世界卓球 2025🇶🇦女子シングルス1回戦
🇯🇵#張本美和 4-1 ペソツカ🇺🇦
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