【MLB】大谷翔平、今季17号で本塁打王争い“単独トップ”に返り咲き　「ドジャースでは今季初」直後にベッツが2打席連発も……今季ワースト4連敗

ドジャースの大谷翔平投手は19日（日本時間20日）、本拠地ドジャースタジアムでのダイヤモンドバックス戦に「1番DH」で先発出場。6回の第3打席に3試合ぶりとなる今季17号アーチを放った。

この一発で大谷は再び本塁打ランキングでメジャーリーグ単独首位に浮上。他の追従を許さない活躍を見せている。

■一時はシュワーバーに並ばれるも17号で単独トップに

前日の試合では、5打数3安打1打点と打線をけん引した大谷。この日は劣勢の中盤で豪快アーチで、反撃の口火を切った。

ドジャースが6点ビハインドで迎えた、6回裏の第3打席。1死走者なしで大谷は、相手先発ブランドン・ファート投手の3球目外角スイーパーを鮮やかに弾き返すと、打球は速度107.4マイル（約172.8キロ）で左翼スタンドへ。リーグトップを快走する今季17号アーチとなった。

現地メディア『ドジャース・ビート』のジャック・ハリス記者は自身のXを更新。大谷は17号アーチで「MLB本塁打ランキングの単独首位に返り咲いた」ことを伝えた。

同日には本塁打王を争うフィリーズのカイル・シュワーバー外野手が16号ソロを放ち、一時は大谷と並び両リーグトップタイに浮上。しかし、大谷の一発で再びシュワーバーを突き放し単独トップに躍り出た。

さらに、ハリス記者は17号の直後にムーキー・べッツ内野手が2打席連続本塁打を放ったことにも触れ「ドジャースでは今季初の2者連続ホームランだ」とつづった。

しかし、ドジャース打線が相手先発ファートから6回までに放った安打はこの3本塁打のみ。ドジャースは9回に追い上げを見せたものの5ー9で敗戦。投手陣が乱れ、本拠地で今季ワーストとなる4連敗を喫した。

明日のドジャースの先発は山本由伸投手。ここまで5勝3敗、防御率2.12の山本がチームの連敗をストップさせるか。また、山本を援護する大谷の活躍が見られるかにも注目したい。