
ドジャースの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地ドジャースタジアムでのダイヤモンドバックス戦に「1番DH」で先発出場。初回の第1打席は空振り三振、4回裏の第2打席は二塁ゴロと2打席凡退に倒れている。
この日の相手先発は、2021年のサイ・ヤング賞コービン・バーンズ投手。多彩な変化球を駆使する右腕に大谷は自打球を連発、天を仰ぎ悔しそうに苦笑いする場面が見られた。
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■自打球が立て続けに右足へ
前日の試合では4打数1安打1四球1盗塁。5月は好調を維持している大谷。この日も打線を援護する一打に期待がかかる。
試合は両チーム無得点で迎えた4回表、ダイヤモンドバックスがケテル・マルテ内野手の本塁打で先制。大谷は1点ビハインドの4回裏に打席に立つと、相手先発バーンズの2球目と5球目内角カットボールをスイングするも、いずれも自打球に。右足首とふくらはぎ付近に続けざまに打球を受けた大谷は思わず苦悶の表情。天を仰ぐように、悔しそうに苦笑いを浮かべる場面も見られた。
この日の相手先発バーンズは、投球の半数以上がカットボールというクセ球の持ち主。球界屈指の右腕の得意球は、とりわけ左打者には鬼門の球種となっている。
大谷はここまで、2打数ノーヒット。バーンズ攻略のアーチなるか。試合は5回表が終わり、ドジャースが0-1でリードを許している。
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