
ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手は21日(日本時間22日)、本拠地ドジャースタジアムでのダイヤモンドバックス戦に「4番右翼」で先発出場。劣勢の6回裏に逆転の10号3ランを放った。試合はドジャースが3-1で勝利し、同地区対決3連戦を2勝1敗で勝ち越した。
◆【実際の動画】「おかえりテオスカー!」球団公式も絶賛の逆転3ラン!ドジャース、同地区対決に勝利に貢献
■「ミスターシードがリードを奪った」
この試合ドジャースは、相手先発コービン・バーンズ投手に苦戦。2021年にナ・リーグのサイ・ヤング賞に輝いた屈指の「クセ球右腕」を打ちあぐねていたが、勝負強い4番が値千金の仕事を果たした。
1点ビハインドの6回裏、ドジャースは先頭のミゲル・ロハス内野手が内野安打で出塁。大谷翔平投手は右翼への大飛球に倒れたが、2番ムーキー・ベッツ内野手が左前打で好機拡大。フレディ・フリーマン内野手は空振り三振に打ち取られるも、続くT・ヘルナンデスがバーンズのスライダーを鮮やかに弾き返した。
真ん中付近に甘く入った失投を捉えたT・ヘルナンデスの一打は、角度34度、打球速度108.2マイルで中堅バックスクリーンへ。劣勢から試合をひっくり返す、起死回生の逆転決勝3ランとなった。
地元メディア『ドジャー・ブルー』の公式Xは「テオスカーが好機に登場すれば、結果はご存じの通り」と歓喜の投稿。地元放送局『SportsNet LA』は「ミスターシード(種)がリードを奪った」と大興奮の様子。本塁打セレブレーションでヒマワリの種を撒く、T・ヘルナンデスの一発を速報で称えた。
緊迫した一戦は、主砲の一打でドジャースが連夜の逆転勝ち。3-1で同地区対決を制し、カード勝ち越しを決めた。
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— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) May 22, 2025