
卓球の世界一を決める「ITTF世界卓球選手権ファイナルズ・ドーハ大会(個人戦)」は22日、女子シングルスの4回戦が行われ、世界ランキング6位の張本美和(木下グループ)は同71位のゾン・ジエン(シンガポール)と対戦。ゲームカウント4ー0で勝利してベスト8進出を決めた。
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■大藤、早田に続きベスト8へ
今大会日本勢最高の第5シードで出場の張本美。前日の3回戦では昨年のアジア卓球選手権決勝で敗れた金琴英(北朝鮮)をフルゲームで下して、4回戦に勝ち進んだ。
第1ゲームは2-2から張本美が連続ポイントでわずかに抜け出すと、ゾン・ジエンのフォア側を突いたレシーブにも的確に対応。早々に握ったゲームポイントを11-5でものにする。
第2ゲームも粘りのラリーを見せる相手に張本美が鋭いバックストレートを沈めるなど対応。中盤に攻勢を強めたゾン・ジエンの前に1点差を詰め寄られた張本美は、10-9から相手の逆を突く巧みなロングサービスで奪い切る。
第3ゲームはサービスエースやラリーからのカウンターなどで張本美が6連続ポイント。バックのラリーで強さを発揮した張本美が相手の反撃を封じ、11-4で王手をかける。
第4ゲームは張本美が5-3とリードしゾン・ジエンがタイムアウト。直後のポイントをものにした張本美は8-5から厳しいフォアを沈めるなどマッチポイントを握る。最後はラリー勝負を制し、ストレート勝ちを収めた。
大藤沙月(ミキハウス)、早田ひな(日本生命)に続いて8強入りを果たした張本美。メダルをかけて世界ランキング2位の王曼昱(中国)との大一番を迎える。
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#世界卓球 2025🇶🇦
強すぎる…これが張本美和💪
4回戦をストレート勝利で突破し、宿敵・王曼昱の待つメダルマッチへ🇨🇳女子シングルス4回戦
🇯🇵#張本美和 4-0 ゾン・ジエン🇸🇬
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— テレ東卓球情報 (@tvtokyo_tt) May 22, 2025