
1番人気と2番人気が同時に馬券内が過去10年で6度と、平穏決着が多い優駿牝馬(オークス)。ただ、昨年こそ上位人気3頭で決したが、それ以前15、10、13、12番人……と単勝2桁の穴馬が1頭は紛れ込む結果が続いていた。
本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテーマに穴馬候補をピックアップ。ここでは「ビップデイジー」を取り上げる。
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■ビップデイジー
新馬→紫菊賞と連勝した後、迎えた阪神JFは8番人気に甘んじたが2着に好走。アルマヴェローチェには突き離されたが、3着以下には決定的な差をつけ、第2勢力の存在として翌春の期待が膨らんだ。
しかし、始動戦のチューリップ賞では1番人気でよもやの3着敗退。鞍上は前に壁を作れず力みながらの追走だったことを敗因に挙げ、気性面の課題を残した。続く桜花賞も道中力みが見られ、ここまで安定味のあった馬が馬券外へ。ここにきて気性難に悩みが出ている。
チューリップ賞で気分良く好位でレースを運んだのが仇となった印象。今回は1週前の稽古からクロス鼻革を着用し、折り合いに進境は見られており、陣営もじっくり運ぶレースを示唆している。脚さえ溜まればアルマヴェローチェに迫る世代上位の脚力はあり。GI2着→GII3着の実績馬がここまで人気落ちなら、押さえて損はないはずだ。
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