
第65回優駿牝馬(オークス)(GI、東京芝2400m)が行われる東京競馬場の馬場情報が25日、JRAより発表された。東京は芝が「稍重」、ダートは「不良」でスタート。
芝のクッション値は「8.9/標準」、芝の含水率はゴール前17.3%、4コーナー18.3%と計測された。
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■Vポジションは先行勢の後ろ
あくまで土曜の馬場傾向となるが、東京芝は先行集団の1列後ろに構えた馬の抜け出しが目立った。
逃げ・先行の押し切りは難しく、追込も届かずといったシーンが続き、東京9R・カーネーションCも2番手から抜け出しを図ったクライスレリアーナを外からジョスランが差し切りV。後方で折り合い専念のエストゥペンダは追い込んだが届かなかった。
日曜は夜間に雨も既に上がっており、気温も一気に上昇の予報で本番までにどこまで馬場が乾くかチェックが必要だ。
なお稍重はアパパネとサンテミリオンの同着で決した2010年以来。2頭はやはり後方待機からの戴冠だった。
今年は桜花賞上位3頭が差し・追込。ただ、アルマヴェローチェが最内枠に入り、馬場が内から乾くなら好都合だが、逆に内の痛みが加速すれば直線外へ持ち出す必要がありそうだ。
なお、土曜東京芝ではキズナ、ダノンバラード、エピファネイア、モーリスと重厚な種牡馬が台頭。ジョッキーは芝で3勝2着1回のD.レーン騎手に注目。その点、6枠に入ったブラウンラチェットは兄がフォーエバーヤングの血統で、鞍上がD.レーン騎手と、馬場傾向にフィットする。
25年(オークス当日)
┗ゴール前=芝17.3%|ダ16.3%┗4コーナー=芝18.3%|ダ15.7%芝のクッション値=8.9[標準]
24年(チェルヴィニア)
含水率└ゴール前=芝12.6%|ダ2.2%└4コーナー=芝13.8%|ダ3.3%芝のクッション値=9.8[標準]
23年(リバティアイランド)
含水率└ゴール前=芝14.2%|ダ7.2%└4コーナー=芝15.3%|ダ8.0%芝のクッション値=9.4[標準]
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