
1日に東京競馬場で行われる第92回日本ダービー(東京優駿/GI、東京芝2400m)には、皐月賞馬ミュージアムマイル、昨年のホープフルS勝ち馬クロワデュノール、東京2戦2勝のマスカレードボールらが出走予定。
ここでは過去10年のデータから予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。
◆【日本ダービー(東京優駿)2025予想/特集】「2歳王者クロワデュノールvs.皐月賞馬ミュージアムマイルの再戦」出走予定・枠順、予想オッズetc.
■前走皐月賞組が他を圧倒
過去10年で最多の8勝を誇るのは前走皐月賞組。2着9回、3着7回と、どの角度から見ても中心勢力であることに揺るぎはない。同レース1着内馬は【2.4.1.3】馬券内率70%、2着馬も【2.2.1.5】馬券内率50%と連続好走をはたすケースが後を絶たず、該当馬のミュージアムマイル、クロワデュノールはここでも有力な馬と言えそうだ。
・皐月賞【8.9.7.74】・京都新聞杯【1.1.0.15】・毎日杯【1.0.0.7】・青葉賞【0.0.2.19】・プリンシパルS【0.0.1.8】
皐月賞馬券外から巻き返しを期する馬にスポットをあてると、同レース10着以下は【0.0.0.25】とふるわず。ボーダーラインがわかりやすく設定されており、4~9着のゾーンに一縷の望みを託すことができそうだ。今年はジョバンニ、サトノシャイニングがその候補馬となる。
ポツポツと好走馬が出ている別路線組はどうか。強いて言えば京都新聞杯組が2頭の馬券内馬を輩出とわずかにリードする形も、全体的にはふた桁着順が多く、GIの壁に跳ね返される傾向あり。青葉賞組も同様だ。
■ファンダムが秘める“皐月賞組一蹴”の可能性
それなら毎日杯組に一筋の光が射す。【1.0.0.7】の数字は一見すると強調しづらいが、8頭中4頭が掲示板内を確保。上がり3Fの瞬発力が問われる阪神芝1800mと日本ダービーの舞台である東京芝2400mの関連性がうかがえるデータだ。今年の該当馬は2頭いるが、なかでもファンダムはデビューから3戦3勝と未知の魅力を秘めたダークホース。皐月賞組を一蹴するシーンが見られるだろうか。
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