
ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地プログレッシブフィールドでのガーディアンズ戦に「1番DH」先発出場。4回の第3打席に今季20号アーチを放った。
大谷はこれで5月に入り13本目と量産態勢を築く。自己最速の本塁打ペースを維持しており、月間MVPへの期待も高まっている。
◆【速報/動画あり】大谷翔平、3試合連発“168キロ”豪快20号アーチ 米記者驚きの逆方向弾「97マイルを記録した投手だ」
■千賀からも先頭打者弾
25日(同26日)にメッツの千賀滉大投手から本塁打を打つなど、直近2試合連続先頭打者弾で好調を維持する大谷。この日もその打棒を見せつけた。
ドジャース2点リードの4回表。2死一塁で第3打席を迎えた大谷は、相手先発タナー・バイビー投手の初球カットボールを逆方向へ豪快に弾き返す。角度39度、速度104.5マイル(約168.1キロ)で舞い上がった打球が左翼スタンドへ吸い込まれた。今季のMLB全体で20号一番乗りを果たした大谷はメジャー通算6度目となる大台超え。日本人選手では松井秀喜を上回り単独首位に立った。
また、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は大谷が5月に月間13本塁打目を放ったことに注目。自身のXで「ドジャース史上月間の最多本塁打数」と記し、1953年8月にデューク・スナイダー、1985年の6月にペドロ・ゲレーロが放った15本塁打に次ぐ3位タイで、2004年8月のエイドリアン・ベルトレ、17年6月のコディ・ベリンジャー(現ヤンキース)に並んだとした。
大谷はエンゼルス時代の2021年に13本塁打、23年に15本塁打を放つなど、例年は6月に本塁打のペースを上げることが多かったが、チーム55試合目での20号到達は23年の68試合を上回り史上最速のペースを維持しており、5月に量産態勢を築く。打率.306、打点25、OPS1.176を記録しており、月間MVP争いに加わるかも注目が集まる。
◆【動画あり】逆方向へ滞空時間6.2秒……大谷翔平の20号アーチ、桁外れの打球音に公式驚愕「とてつもなく響き渡った」
◆【速報/動画あり】大谷翔平、3試合連発“168キロ”豪快20号アーチ 米記者驚きの逆方向弾「97マイルを記録した投手だ」
◆20号アーチの大谷翔平、昨季より“20試合早い”節目到達 限界知らずの成長を公式絶賛「ショウヘイはパワーアップしている」