
MLB公式は27日(日本時間28日)、先週の週間MVPを発表。ナ・リーグからはカブスの鈴木誠也外野手が選出された。鈴木は2022年4月以来となる、自身3年ぶり2度目の受賞となった。ア・リーグはエンゼルスのテイラー・ウォード外野手が選ばれている。
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■強力打線のカブスで打点量産
週間MVPを喜ぶ鈴木誠也5月後半に調子あげている鈴木は、先週6試合に出場して打率.480(25打数12安打)、3本塁打、10打点、OPS1.552の好成績。打率と長打率、OPSはこの間メジャー単独トップ、安打と得点数でもトップタイと打ちまくった。
受賞が発表された同日、鈴木は3回裏の打席で左前適時打を放って両リーグトップの50打点目をマーク。MLB公式ほか米複数メディアは、今季メジャー最速の50打点到達を速報した。また、同僚の「PCA」ことピート・クロウ=アームストロング外野手も49打点目を挙げてランキング2位をキープ。30球団トップの打点数を誇るカブス打線の中でも、とりわけ存在感を示している。
ナ・リーグのタイトル争いは、ドジャースの大谷翔平投手が20本塁打、鈴木が50打点、メッツの千賀滉大投手が防御率1.46でそれぞれ単独トップに。山本由伸投手が1.97で同部門2位に付けるなど、上位を席巻している。鈴木は大谷に続く打点王なるか。PCAとの強力3、4番コンビにも注目だ。
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