
ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地プログレッシブフィールドでのガーディアンズ戦に「1番DH」先発出場。4回表の第3打席に今季20号2ランを放った。
大谷は今季メジャー最速、自己最速となる開幕55試合目で20号に到達。大谷の躍進を米メディア『CBSスポーツ』電子版などが伝えている。
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■6月前に本塁打を量産
大谷はこの日、今季2度目の3試合連続本塁打をマーク。年間60本ペースに迫る活躍でチーム打線をけん引している。
ドジャース2点リードで迎えた、4回表の第3打席。2死一塁で大谷は、相手先発タナー・バイビー投手の初球カットボールを弾き返すと、打球は角度39度、速度104.5マイル(約168.1キロ)で高々と舞い上がり左翼スタンドへ着弾。両リーグ1番乗りの20号2ランとなった。
大谷はこの一発で、開幕55試合で20本塁打以上を記録したドジャース選手として、ギル・ホッジス氏(1951年21本塁打)とコディ・ベリンジャー外野手(2019年20本塁打)に次ぐ、3人目の偉業を達成。メジャー全体では2023年のピート・アロンソ内野手(メッツ)以来、64人目の快挙となった。
『CBSスポーツ』は大谷がメジャー史上初の「50-50」に到達するなど54本塁打を放った昨季でも、20本塁打に到達したのは75試合目だった点を指摘。二刀流復帰を進める中でも「彼はナショナルリーグ屈指の打者として精力的にプレーを続けている」とし、「今季59本塁打ペースになった」と昨季超えにも期待を寄せている。
大谷は6月に本塁打を量産することから「ミスター・ジューン」とも呼ばれている。昨季は12本塁打、エンゼルス時代の2023年には15本塁打、21年には13本塁打をマークしている。果たして今季は何本塁打に到達するのか。今後の活躍からも目が離せない。
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